第74回 卒業証書授与式〈2022/3/2〉

3月2日に第74回卒業証書授与式が行われました。

74期生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

 

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校長先生 式辞

 

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卒業証書授与

 

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在校生送辞

 

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在校生から花束を贈呈

 

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PTAから先生方に花束と記念品目録を贈呈

 

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今年度の3年生は卒業歌にRADWINPSの「正解」という曲を選びました。

 

~答えがある問いばかりを教わってきたよ だけど明日からは

 僕だけの正解をいざ探しにゆくんだ また逢う日まで

 

豊中高校で実りある豊かな時間を過ごされたことでしょう。

皆さんの目の前にある ”正解を探す”長い道のりが希望に溢れたものでありますように。

たくさんの経験と思い出を胸にそれぞれの新しい世界でご活躍される

ことをお祈り申し上げます。

 

 

74期生の保護者の皆様

お子様のご卒業おめでとうございます。

お子様が在学中の3年間はPTA活動にご理解とご協力をいただきまして

ありがとうございました。今年度もPTAからの卒業記念品として学年カラーの

卒業証書ホルダーを送りました。

 

また、3月1日付けで広報誌「風とひかり」42号を発行いたしました。

卒業特集として3年生の文化祭の写真と担任、副担任の先生方からメッセージを

掲載しています。平野校長先生と後藤PTA 会長からのメッセージもいただいて

いますのでぜひご覧ください。

 

広報委員会

 




   

 

 



2年学年講演会(進路講演会)

2021年12月6日(月)14:00~15:30

多目的室(115名参加) 2年学年講演会

 

感染症防止対策の一環として換気を行っていることもあり、寒さが懸念される中、

たくさんの保護者の皆様にご参加頂き、

河合塾・近畿営業部、森 広樹氏による「大学入試の現状と保護者の心構え」と題した進学講演会が行われました。

 

志望校選び、大阪公立大学の志願状況、共通テストの傾向と2次試験、勉強方法など、入試を取り巻く流れについてスライドを使ってご説明くださり、ご自身のご家庭での

体験談など楽しいお話も交えた、盛り沢山な90分でした。

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まずは志望校の決定。

 

大学の現状として、科学研究費の助成が上位10校は難関国公立大が占めており、予算の半分がこの10校に使用されているため、よりよい環境で学べる点で魅力的です。

しかし、コロナの影響か入試を安全に早く終わらせたいと考える傾向があり、共通テスト出願者やチャレンジ志向が減少、難関国公立大の志願者は4年で7%減少しているのが現状で以前に比べると狙いやすい状況とのことです。

 

来年4月開学の大阪公立大の志願者については大阪在住の学生が約半数、全国から志願者が押し寄せることもなく、関西圏の上位国公立大志望者が変更して志願することもなく、府大・市大時代の志願者数と大きな変化はないそうです。

 

共通テストの傾向はセンター時代と大きな変化はないそうですが、文章量が増え、読み込んで解く問題が見られることから、読解力や思考力が問われる傾向にあるとのこと。また難関国公立大については文系・理系共に数学での得点、私立大では英語での得点がカギとなるので、

英語ができないと大学生になれない、数学ができないと難関国公立大に行けない!

 

勉強の重点をどこに置くか、今から考えておいたほうがよさそうです。

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次に、大学を決めるうえで参考にするのが各大学の受験科目です。

 

*共通テスト:学校の授業をきちんと押さえた基礎的なレベルをチェック

*2次:思考力や英作文など応用力をチェック

科目配点は各大学が勝手に決めている

 ということは・・・

配点は大学がどんな人材を求めているかのメッセージである

行きたい大学の共通テスト,2次の配点を確認し、配点率が高い科目と比例して勉強時間を決めていくようにしていくとよい。

まずは志望校の得点配点率を確認してみる

 配点率の高い科目は時間をかける必要があるので自宅学習優先科目に。

では配点率の低い科目はどうしたらよいのか。

 学校の授業に集中して学校で勉強するようにしていけばよい。

 

 共通テストも学校のレベル、基本的なレベルが出るとのことで、

いかに学校の授業を活用し集中するかが大事であり、高校3年生になればみんなが勉強するので、高校2年の今から普段の授業を重要視できるかどうかが大事だと感じました。

学校の授業を集中すれば1日4~5時間の受験勉強をしたことになるというのは凄いことだなと思いました。

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最後に先生は「豊高生は他の高校と比較しても能力があります。保護者や生徒が思っている以上に豊高生はすごい!と思ってください。」と仰ってくださいました。

 

コロナ禍の中、こどもたちは本当にいろいろな意味で頑張っていると思います。

来年の受験にむけ現在の受験の状況をふまえて、大学選びから勉強方法まで子どもの主体性を重んじたサポーターになれるよう様々なアドバイスをいただけた時間でした。

 

 年末のお忙しい時間にもかかわらず、多数ご参加いただきありがとうございました。

後はこどもたちが修学旅行に行けるよう祈るばかりですね。

 

今年度の2年生の学級委員会としての活動は、これで最後となりました。

1年間ご協力くださいました先生方、保護者の皆様、本当にありがとうございました。

                           (2年生学級委員一同) 

花壇の植え替え(秋冬仕様)

11月17日(水)、まだまだ日焼け対策が必要な程のいいお天気の中、20名の文化委員の方に集まっていただき、本年度2回目の花壇の植え替え作業を行いました。

 

だいぶ荒れていた花壇のお花を抜き、細かい根っこまで丁寧に取り除いたり、花壇の奥の植木を汗だくになりながら、植木屋さんのように綺麗にカットしたりと皆さんテキパキと動いてくださいました。

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今回いつも配達していただいているお花屋さんに花壇の植え替えの際、お花を枯れにくくするコツを教えて頂きましたので簡単にご紹介します。

 

・土はなるべく新しいものに替える。

・植え付けの時には基本的には根鉢(土と根のかたまり)は崩さない。

・根は素手では触らない。

・土は平らに慣らす。

・水やりの時はお花の上からではなく、根元にゆっくりとかけてあげる。

 

以上のようなことに注意しながら花植えをすすめてきました。

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今回のお花はビオラスノーランド・キンセンカです。

キンセンカは大きいもので90センチぐらいにまで成長するそうです。

これからどのように変化していくのか楽しみにしていてください。

 

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今年度は文化祭の憩いのスペースが中止になってしまったため、実質文化委員全員での活動は春と秋の花壇の植え替えのみとなってしまいましたが、来年度は全ての行事が例年通りに行われるよう願っております。

ピアノリサイタル鑑賞会

楽しみにされている方も多い観劇企画、昨年度に続き今年度も中止となりました。今回は当選された方へのご案内まで完了していたので、残念度も倍増です。 

そんな中、当校卒業生の大澤美穂さんのピアノリサイタルが開催されるということで、タイトな日程でしたが、ご案内させて頂きました。

f:id:toyo2007:20211026173254j:plain 100周年行事にもご協力頂いた大澤さん(43期生)

10.24 宝塚ベガホールにて開催されたピアノリサイタル♬

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f:id:toyo2007:20211030154359j:plain趣のある舞台、ど真ん中には漆黒のグランドピアノ、そこに現れた大澤さんはとても華奢で笑顔がチャーミングな方でした。

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おひとりで曲目の紹介もこなされます。どのような背景で世に出た作品か、弾き手ならではのポイントも多く、曲を知らずともすんなり身体に入ってきます。年配のファンが多いのも納得!大澤さんの力強く、それでいて、しなやかで繊細なタッチから生まれる音色に魅了された2時間でした。大澤さん、素晴らしいステージを有難うございました‼

今年度の企画委員会活動はこれで終了となります。 

例年、当委員会活動としては観劇会と豊友会と共同開催のバスツアーを企画しています。今年度は、「レ・ミゼラブル」観劇会と「滋賀県/近江八幡コリーナと水郷めぐり」バスツアーwith豊友会を企画し準備を進めてきましたが、コロナ禍の影響でどちらも中止となってしまいました。来年度は、恒例企画の観劇会、バスツアー等が開催できる状況になっていることを願いつつ…

ご協力、ご参加頂きました皆様、有難うございました。


    






 

 

 

 

進路講演会

10月20日(水) 15:30より豊陵ホールにて、

大阪成蹊大学大阪成蹊短期大学 教育研究支援統括本部長 向畦地(むかいあぜち)昭雄先生を講師としてお迎えし、「進路講演会」を開催しました。約130名の方にご参加頂きました。

 

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当初予定しておりました定員60名を大幅に超える参加希望の申込がありましたが、9月30日に緊急事態宣言が解除されたことを受け、ホールの換気やCO2モニターの設置など感染症対策を徹底することで、申込者全員に参加して頂けることになりました。

 

はじめに校長先生からのご挨拶とウクレレ演奏の披露があり、和やかな雰囲気の中講演会が始まりました。向畦地先生は、校長先生の元同僚で古くからのご友人だそうです。

 

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「親として知っておきたい高校生のトリセツ~大学受験を前にして~」という演題で、府立高等学校教諭、学校長、大阪府教育庁、また大学生の親としてのご自身の経験を交えてお話し下さいました。内容の一部をご紹介いたします。

 

一つには、本格的な人口減少社会の到来を迎え、文部科学省が検討している将来の高等教育の在り方について、様々なデータを示して解説していただきました。その中で、これからの社会が求める人間像、特に今後の情報社会において、文系理系にかかわらず数理・データサイエンスの基礎的な素養を身に付けることの重要性を示されました。

 

大学進学に向けた心構えとしては、「行きたいと思う大学に行こう」「なぜ行きたいか」を大切にすること。子供なりに考えて言葉にすることが大事であり、言葉にすることで、それが大学受験の原動力になるとのことでした。

 

進路について考え、進学に向けて努力している子供たちに保護者としてどのように接するべきか、具体例を交えてお話下さいました。保護者としてできる最大のことは子供を信じて「応援する」こと、がんばっている姿を認めることが「応援する」ことである、という大切なメッセージを受け取りました。

 

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ご講演終了後に、Google formにてアンケートを実施しました。結果からは、「成績が一時的に停滞しても、我慢して耐えていれば必ず伸びてくる」という部分が印象的だったようです。

 

2021年度の教育振興委員会行事はこれで終了となりました。ご協力とご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。

アロマテラピー講習会

2021年10月8日(金) 森川ホールにてアロマテラピー講習会を行いました。

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毎年恒例の講習会です!

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講師の松尾先生のユーモアたっぷりで
生活の役に立つ為になるお話を
ハーブティー🌿を頂きながら
純粋なアロマオイルを使ってアロマグッズを
作りましょう…という楽しい企画です。

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今回は、ロールオン&ハンドクリーム&リップバーム作りです。

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今回もたくさんの皆さんに来ていただきありがとうございました。
楽しんでいただけましたなら幸いです。



人権研修講座報告

人権研修講座

「これからの時代に求められる『インクルーシブな生き方』とは」報告

 

 

10月4日(月)午後15時半より森川ホールにて、

豊中高校の卒業生で 関西学院大学教授 丹羽 登先生を講師としてお迎えし、

人権研修講座を開催しました。

まずは校長先生からのご挨拶と、歌とウクレレの演奏を披露して頂き、

その素敵な歌声と音色に癒され、会場内もリラックスした和やかな雰囲気に包まれたあと、丹羽先生の講演が始まりました。

 

 

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校長先生によるウクレレ演奏

 

丹羽先生には具体例などを交えながらわかりやすくご説明していただきました。一部ご紹介いたします。

 

みなさん「インクルーシブ」ってご存じでしょうか?「インクルーシブ」とは、包括・包含という意味です。またダイバーシティは「多様性」。

 

ダイバーシティ&インクルージョンとは、障害の有無だけでなく、国籍、民族、年齢、性別などの多様性を認め合い、個性や特性を受け入れながらともに成長するという共存共栄を目指すことです。

これは日本の教育でも重視され始めています。

 

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最近は、”身体障害のある子”だけでなく、“困っている子“ 例えば、発達障害

LGBT、HSP(感覚過敏の方)、日本語指導が必要な子どもたちなどにも、一斉指導のほかに個に応じた指導、配慮が進んでいます。

 

 

 

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次世代無線高速回線(5G)や、VRやARも活用した遠隔校外学習では、入院中の児童・生徒が病院内の教室から水族館の大水槽内にある水中ドローンを操作し、上下前後左右に首を動かして観察することもできるようです。

 

身近なところでは、スマホの文字の拡大縮小、フォント変更の機能など、バリアフリー化、ユニバーサルデザイン化は障害のある方や困っている方だけでなく、多くの人が使うのに便利です。

 

このように機器やツール、インターネット、法令や制度を効率的に活用することにより自己実現し自立しやすくなってきています。

 

 

今後、日本は労働人口が減少し、様々な方を活用することが必要になります。今の豊高生が社会に出るころには、さらに国籍、民族、年齢、性別、障害の有無など関係なくいろいろの方と関わっていく社会になると思われます。

 

 

終了後のアンケートより

インクルーシブやダイバーシティは、これからの時代において、とても大切だと感じました。貴重なお話をありがとうございました。

平野校長、素敵なウクレレ演奏をありがとうございました。

 

 

ご参加下さった皆様、ありがとうございました。

この講座は、豊中市人権教育推進委員協議会による各校の取り組みの一つとして、開催しています。この機会に興味を持っていただければ幸いです。

『憩いのスペース』中止のお知らせ

9月4日(土)・5日(日)に豊陵祭(文化祭)が行われる予定です。

 

残念ながら今年もコロナ感染拡大防止のため、一般公開はされず、保護者の入場も生徒1名につき1名のみとなります。

さらに今年は緊急事態宣言中ということもあり、毎年保護者の休憩所として開催させていただいておりました『憩いのスペース』は中止させていただきます。

例年のように飲料の配布はございませんので、豊陵祭へは各自お飲み物をご持参の上ご来場いただいきますよう宜しくおねがいします。

 

 

吹奏楽部 定期演奏会

6月半ばに定期演奏会が開催されました。

緊急事態宣言によるホールの休館などで2回延期された後、内容を縮小し体育館からオンラインで限定配信という形で行われました。

 

初めてのオンラインでの開催。

フラッグが登場したり、合奏の合間をぬって練習したBG(吹奏楽部内のダンスチーム)のダンスと一緒の演奏があったり、練習の成果が存分に出た演奏はとても素晴らしかったです。ホールとは違い生き生きと演奏している表情を間近に見ることができたのもオンラインならではでした。

 

そして前年コロナによる休校で定期演奏会が中止になり 涙をのんだ昨年度の三年生の演奏もありました。卒業しそれぞれの道を歩んでいる先輩たちが「今回来れなかった仲間たちの分も演奏します」と思い出の曲を演奏してくれました。いろんな思いが詰まった演奏は胸にグッときました。 

 

最後に演奏された曲はトヨスイ(豊高吹奏楽部愛称)の定番〝Make her mine”

長年先輩たちから受け継がれ 楽譜なしのアドリブで楽しみながら演奏してるそうです。

聞いて楽しく 見ても楽しい曲で最高でした!

 

開催できるか不安な中 指導してくださった先生方、今回開催のために尽力してくださった方々に深く感謝いたします。

そして素晴らしいステージを見せてくれた吹奏楽部の生徒のみんなにありがとうと伝えたいです。

 

最後に7月31日に吹奏楽コンクールの北摂地区大会があるそうで夏休み中も猛練習の毎日が続いています。良い演奏ができますように。

 

3年学年懇談会(進路講演会)

2021年7月5日(月)    進路講演会 

 前半 13:00~14:30   後半 15:00~16:30     

  今年度も近畿大学入学センターより屋木清孝先生にお越しいただきました。

コロナ禍の中ではありましたが、たくさんの保護者の方々にご参加いただき、

多目的室にて2部制での進路講演会が行われました。

 お話しいただいた内容をまとめさせていただきました。

 

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【大学入試の現状と受験生を持つ保護者の心構え】

 <強い生徒とは>

・上から物を考える。

 (例)将来○○したい

    ⇒どこの大学・学部で学ぶのがよいのか

    ⇒その大学に入るにはどのくらいの成績になる必要があるか

    ⇒そのためにはいつまでに何をする必要があるか

・ゴール(目標)から逆算して物を考える。

・自分の上限を決めない。

 

<保護者の心構え>

3つのポイント

  1. 子と同じ情報をまずは頭に入れ現状を知る。(過去や自分の時代の情報ではダメ)
  2. 良き家庭環境をつくる。(まずは子の話を聞き、その後親の意見を伝える)
  3. 夢を持たせるコミュニケーションを行う。(あなたならできる!といった声かけ)

 子どもが夢を語り始めたらとにかく肯定をする。適正は後からついてくるので

 今の状況だけで判断しない。子どもが興味や関心を持ったら、すぐ調べるよう

 声かけをする。ほめることで意欲を引き出す。上から物を考えられるような

 話しかけでコミュニケーションをするよう心掛ける。

 

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現状を知る<基本テスト>

①大学の受験人口について  (答えNO

 国公私立・短期大学全体の競争率はわずかではあるが

 上昇しているのではなく、年々下がっている。

 ②国公私大別の志願状況  (答えNO

 国難私易ではなく、倍率3,4倍の大学と

 倍率1倍のような大学との二極化している。

③文理別・学部別の志願状況について (答えNO

 情報という名の付く学部の人気が高く、

 ここ2年は理系文系ともに人気が下がっている。

大学入学共通テストについて   (答えNO

 英語外部試験は導入されず問題傾向は少し変わり、

 難易度はさほど上がっておらず平均点は3点上がっている。

⑤私立大の入試方法について (答え:YES

 私立大学の90%(85%は3教科のみ)は共通テストを 

 選抜方法のひとつとして用いており、

 共通テストを受けないという選択肢はない。

⑥学費について  (答えNO

 現在、国公立大学の初年度納付金は保護者時代より大幅に

 上昇しており、私立大との差は小さくなっている。

 国公立大学の受験から初年度納付金費用は80万円ではなく

 約110万円程度になる。

     

<将来につながる学部選び>

文・人文・社会・・・国語、社会、英語の先生になりたい人など

国際・外国語・・・外資系就職希望者、海外留学したい人など

法・政治・・・弁護士、公務員になりたい人など

経済・・・銀行や証券会社に就職したい人など

経営・商学・・・商売の実践を学び、小売り業や物を売る仕事に就きたい人など

理学・・・数学や理科を深く学びたい人など

工学・・・数学や理科の知識を使って、モノを作る学問を学びたい人など

農・水産学・・・食料品関係の企業に就職したい人など

 

<大学受験に向けてのポイント>

・受験に必要なことは、高校3年間の学校の授業内容。

・口に出して行きたい大学を言う。(そうすると近い大学には行ける!)

・ターゲットは今の自分の学力より上の大学!

・偏差値で大学を選ばず、自分の夢を叶える大学を選ぶ。

・「いつまでに終わらせるか」という視点で計画的に学習する。

・家の事情で大学選びをあきらめさせることなく、奨学金なども

   視野に入れ、お金が理由で夢をあきらめさせることのないように。

・やる気が出る声かけ、コミュニケーションを!

 また先生は、偏差値の高い大学に行けてもあいさつもできないようでは

ダメで、社会人基礎力を身につけさせることは親のすべきことであると

おっしゃっていました。

 

さいごに

 90分間の熱意溢れるユーモアある講演を2回もしていただきました屋木先生、

講演会前にお話ししていただいた校長先生、ご準備いただきました先生方、

コロナ禍の中ご参加いただきました保護者の皆様、本当にありがとうございました。

子どもたちがゴールから逆算して物を考えていけるような話しかけやコミュニケーション

を行いながら、受験までの残り9ヶ月、子どもたちが最大限の力を発揮できるよう

応援していきましょう。

 

 

 今回の進路講演会が、3年学級委員会主催行事の最後となります。

これまでご協力いただきました校長先生、先生方、保護者の皆様、

ありがとうございました。

 

3年学級委員一同