6月11日(水)防災教育委員会主催で兵庫県にある「人と防災未来センター」に行きました。遠方かつ大雨の日でしたがご参加いただいた皆様と共に、約2時間、センターで見学をしてきました。
最初は阪神淡路大震災で実際に被災された方が語り部として当時の状況、被災時の様子や避難所での様子などをわかりやすくお話ししてくださいました。
その後は阪神淡路大震災のすさまじさがわかるシアターや当時の様子を再現されたジオラマや展示物など、リアルに体験することができて改めて震災の怖さや防災意識をしっかり持つことが大事だと実感できました。
また実際に災害が起こったときには地域のつながりが重要であること、そのためには普段の生活の中でもう一度自身の住む地域で顔の見える関係性をしっかり構築していくことも重要であると学べました。「防災や減災は政府や自治体の取り組む問題にとどまらず、私たち一人ひとりの地域コミュニテイの問題である」とセンターのホームページにも記載されていましたが、昨今地域の力が弱まってきている中、もう一度地域の力というのを取り戻す必要があるなあと感じます。
参加された方からも「自分事としてしっかり考えていかないといけない」「自分の防災意識の低さを改めて認識させられました」「語り部の方から伺った避難所での過酷な生活は想像を絶するものでした」など皆さんもう一度防災への意識を高めておられました。
このセンターの存在は以前から知っていましたが、なかなか訪れる機会がないまま過ぎており、今回PTAの皆様と一緒に勉強できたことはとても素敵な時間でした。ご参加頂いた皆さまありがとうございました。
また11月には防災講演会も予定しております。ぜひお待ちしております。