『宮田仁先生講演会』
〜大人は知らない高校生のネット事情〜

15日(金)、森川ホールにて、滋賀大学教育学部の宮田仁教授の講演をききました。
今のインターネットの事情や子ども達がどのように携帯電話を使用しているかは、私達が想像もつかない範囲に広がっているようです。
「なりすましメール」の誹謗中傷が原因で、学校にいけなくなった生徒がいることや、「プロフ」など自分のプロフィールを公開したことにより、犯罪に巻き込まれてしまう場合など、いろいろな現状をお話くださいました。
携帯は、正しく使えば便利なツールだが、間違った使い方をすれば人を傷つける道具となりうるという先生のお話に息をのみました。
また、家庭でのルールを決めてから与えることが大切ということでした。

なんの想定もなしに与えてしまったことにハッとしたのはわたしだけではなかったと思います。
ネット社会を安心して生きていくために大切なことは
・ 相手の気持ちを思いやること。
(自分の送るメールを3回読み直し、それを受け取る相手の気持ちを考える)
・ 自分の発信する情報には責任を持つこと。
・ 困った場合は、相談する場所と方法を知っている親や教師に話すこと。
(必ず解決する方法はあります)
大阪府警察ホームページ」→「生活安全」→「サイバー犯罪対策」→「インターネットトラブル相談と対処方法」をご覧ください。
わたしたち大人は、これらを普段から子どもたちに伝えたうえで、常に見守ってやらなければならないと感じました。
なにげない子どもとの日常を振り返る、とてもよい時間となりました。
ご家庭でも一度、話し合ってみて下さい。