2年生保護者対象進路講演会

12/4(月) 受験を一年後に控えている二年生の保護者対象に「大学入試を取り巻く環境と保護者の役割」について、河合塾大阪校校舎長の我妻正敏先生からお話いただきました。

124名の方が参加され、関心の高さが伺えました。

講演内容の一部を紹介しますと

〇この学年から情報Ⅰが共通テストに新たに加わります。

 国公立大学では共通テストの配点比率は6教科8科目の総合点1000点のうち、情報Ⅰが100点で10%ですが、二次試験も含めると最終的に配点比率が高くても5%程度だということ。

 したがって情報Ⅰは高校の授業をしっかり取り組み、配点の高い英語・数学・国語(+理科)でしっかり点数を取ることが重要であること。

〇難関国公立大では後期日程の廃止や縮小する大学が相次ぎ一発勝負になっていること。(2024年度より後期日程廃止、大阪教育大(教育ー学校ー小学校教育)等)

〇うまくいく受験生とそうでない受験生の違いについて

 一例をあげると、うまくいく受験生は「基礎の学習に重点を置いて勉強している」に対して、そうでない受験生は「問題集や参考書はたくさん持っているがどれも中途半端になっている」等

〇受験生の保護者としての心構えについて、特に

 ①子離れができているか

 ②子供をほめているか、子供にお礼を言えているかどうか

 ③親が見本となる背中を見せられているかどうか

 この三点が重要なこと。受験生の親として身につまされるお話でした。

以上ここでは紹介しきれない内容をわかりやすく、時に体験談を交えて話してくださり、あっという間の1時間15分でした。

詳しい受験データは河合塾のKei-Net「ケイネット」で検索すれば調べられるそうです。

我妻先生、ありがとうございました。