2020年12月7日(月)に予定しておりました進路講演会は、新型コロナ警戒信号がレッドになったため、オンラインでの配信となりました。
講師として、昨年同様河合塾より森広樹氏をお迎えし、「大学入試の現状と保護者の心構え」について講演していただきました。資料はお子さんを通じて全家庭に配布させていただきます。ここでは講演内容の一部をご紹介いたします。詳細については、後日配信する動画をご覧ください。
・大学に行くことが目的ではなく、何を学ぶかが大切。1990年に比べ、子どもは半分、大学は1.5倍になったため、難関大の難易度は変わらないが、入りやすい大学はより入りやすくなった。
・志望校・志望学部へのこだわりが重要。名前だけでなく中身で決める。オープンキャンパスへの参加や大学案内・ホームページによる情報収集が大事。
・入試の配点は大学からのメッセージ。配点が高い科目を重視している。
・文系も理系も英数が重要。数学で差がつく。文系は英数国、理系は英数理をしっかりと学習するべき。
・家庭学習は、学年+1時間。学校の授業に集中できれば、その数倍の時間を勉強したことになる。普段の授業が最重要。
・受験生になる=疑問を明日に残さない気持ちを持つ。
この他にも、大阪公立大学や神戸大学海洋政策学部など、関西の大学についてのホットな話題や、息子さんの大学受験や河合塾の生徒さんの事例を交え、保護者や受験生の心構えをユーモアたっぷりに語っていただきました。また「豊高生は志望校が控えめすぎる」とのご意見もいただきました。お子さんと一緒に動画をご覧いただき、志望校選び・大学受験にお役立てください。
動画撮影のようす。
今年度のPTA学年行事は今回で終了となります。次年度も引き続きよろしくお願いいたします。
PTA2学年学級委員一同