2年学年懇談会(進路講演会)

 

125日(月)14:00~豊陵ホールにて、進路アドバイザーとして数千人の高校生、浪人生達を見てこられた、河合塾の 森広樹先生 にご講演いただきました。

師走のお忙しい中、127名の保護者の方が参加されました。

 

<高校入試と大学入試の違い>

高校入試は、片手程の選択肢の中から選ぶ。

【保護者 ≧ 生徒(保護者の入試という側面が強い)】

大学入試は、全国規模で何万通りから選ぶ。

【生徒 > 保護者(子どもが自分自身で選ぶ)】

 

<入試の現状>

25年前の大学進学は2人に1人。現在は10人に9人の時代。志願者数(子どもの数)は減っているが、大学の定員はほとんど変わらない。25年前より入りやすくなっている。


<
大学・学部選び>

どこの大学で何を学ぶか。

様々な横文字の名前の学部も増えているが、そこの学部でしかできないことはないはず。

オープンキャンパスに参加したり、いろんな場面を見たり、情報をたくさん集め、自分の適正を知り、自分のやりたい事から見つける。主体的に楽しくがポイント。

 

<2025年入試改革>

2025年、大学入学共通テストにて「情報」が実施されることになり、その他にも大きく入試が変わる年となる。

その前年、まさに現2年生の現役受験年は、感染症の影響もあり、

  ※「地元」で(家から通える)

  ※「安全」に(浪人せず現役で)

  ※「早く終わらせたい」(推薦で)

の傾向が強くなり、共通テストの出願者が減ることが予想される。

➡︎ 国公立大チャンスが大きく広がる?

最後まで、目標を落とさず、思い続けることが大切!!

その為に、早く気持ちを受験生に切り替える。

 

<これから受験生になるにあたって大切なこと>

  1. 今日やったことを今日できるようにする。

  2. 学校の授業を最重要視する。

  3. 学校行事・クラブ活動・探求活動に全力で取り組む

 

とてもわかりやすく、2人のお子様の保護者でもある実体験も交えながら、時にはくすっと笑いもあり、あっと言う間の1時間半でした。

 

コロナ禍でまだまだ制限が多いですが、明るい未来を想像しながら、残りの高校生活を充実させて欲しいと願うばかりです。