PTA大学見学会ご報告


PTA大学見学会ご報告(大和大学

11月9日(水)教育振興委員会主催の大学見学会を実施いたしました。
今年度は、開校3年目のフレッシュな大学、吹田市にキャンパスを構える大和大学を訪問しました。


阪急吹田駅から徒歩10分、キャンパス周辺には今年6月にオープンしたばかりの商業施設「吹田グリーンプレイス」もあり、お洒落な空間が広がります。


この日は寒波到来という寒空でしたが、さすがは豊校PTAの皆さま!
時間厳守で現地集合して下さいました。


まずは全員で記念撮影したあと、大学職員の案内で講義棟へ。
さっそく西大和学園創始者でもある田野瀬学長の講演がスタートしました。










実は学長のお話には大いに期待を寄せていた我々。たった30年であの西大和学園を日本有数の中高一貫校に育て上げた、その秘密をひも解くカギを得られるかも・・
学長自身も「今日は洗いざらい話します!」と開口一番。
教育に注ぐ情熱を、一時間に渡りたっぷりと聞かせていただきました。

大和大学教育学部の一番の特色は、小・中・高(国・数・英)の教員免許が取れること。
これは西日本の私立大学では初だそう。しかも一回生から吹田市の小・中学校に実習へ行くなど、教員養成のためのカリキュラムが充実。

保健医療学部は看護師をはじめ、社会的なニーズがますます高まる理学療法士作業療法士言語聴覚士の資格が取れる。この3領域を有する大学は全国的にも極めてまれで、求人が殺到し就職率は100%だそう。


今年4月に開設したばかりの政治経済学部は西日本唯一の学部で、政治と経済は一体で学ぶ
というコンセプトのもと、週一回のペースで企業トップによる講座を実施し、
月一回、現役国会議員や元官僚の特別講義を展開。また学生では初の松下政経塾での
二泊三日の研修に参加。まさに次代のリーダーを育成する学部と言えそう。


平成31年4月には理工学部が開設する。
この先も2〜3年に一学部のペースで、農学部・薬学部・国際学部を開設予定。


学長のお話の最後は、「大志を、まとえ。」という大和大学のスローガンで締めくくられました。
学生も大学も大志を抱いて、目標に向かって邁進していく。
将来は関西を代表する有名私立大学になるという大きな夢を語って下さいました。


あっという間の一時間・・その後の質疑応答も和やかな雰囲気の中行われました。


次は学生さんによるお話を伺いました。


現在、豊中高校からは8名が在籍ということで、その中から保健医療学部一回生の男子学生がお話してくださいました。

全てが新しく、何もない状態から自分たちで作っていく楽しみがある大学生活だそう。
サークルを立ち上げたり、学祭の企画運営に携わったり、また周辺の施設レストランに交渉したり・・・
自分たちが大学の歴史・伝統を作っていくという自負があるそう。


もうおひとかた、助産師の実習から戻られたばかりの保健医療学部三回生の女子学生(豊中高校出身ではありませんでしたが・・)のお話も伺うことができました。

とにかく学生と先生の距離が近い大学で、様々なサポートをしてくれる。
現在、外部に実習に行っているが、大学の先生のサポートのお陰でスムーズに実習が行えているということでした。


お二人ともお忙しい中、貴重なお話を有難うございました!


次に入試について簡単に職員の方が説明して下さり、いよいよ大学内見学です。
二つの班に分かれて30分ほど校内を案内していただきました。


教育学部では図工室・理科室・家庭科室など小学校にあるものと同じ施設があり、個室のピアノ室も充実。


保健医療学部では病院さながらのベッドがズラリと並ぶ看護実習室や、分娩台・沐浴台などを備えた教室、リハビリ設備の整った訓練室など、驚くほど最新の設備が完備していました。











ひと通り見終わった後は、お部屋に戻って皆さまにアンケートをご記入いただき、
自由解散という運びになりました。


今回の大学見学会を振り返り・・・

田野瀬学長の言葉で印象深かったのは、


「人生の指針を持つことが大切」


つまり、子どもたちのやる気を起こすには、人生の目標を持つこと。
その目標を見つけるために、様々な体験をする機会を与えてあげる。

う〜ん、我々も色々と勉強になった一日でした。


参加していただいた皆さま、ご協力いただいたすべての方にお礼申し上げます。
有難うございました!
                

PTA教育振興委員会