京都大学見学バスツアーご報告


京都大学見学バスツアー


お天気にも恵まれた、9月18日(水)教育振興委員会主催の大学バスツアーを実施致しました。
今年は下川校長先生と45名のPTA会員の皆様と京都大学へお邪魔させて頂きました。

朝8時45分に豊高集合。(さすがは豊高PTA、遅刻者ゼロ!!) 


渋滞に巻き込まれることなく京都大学 吉田キャンパスへ到着。
まずは、益川ホールにて豊中高校出身の先生(26期 村上先生、31期 清水先生、54期 中沢先生)より、豊高時代の思い出やご自身の研究、京都大学と他の大学の違いなどを分かりやすく説明して頂きました。


「子供達の進路にあまり口出しをしないように。 親の価値観を押し付けない。」とのアドヴァイスが印象的でした。 

続いて、豊校卒業の現役大学生(4回生 木田君、1回生 坂野君、1回生 柏木君)より、受験を見事突破した勉強方法や、勉強時間、京大を目指した理由、大学生活など私達が知りたい事をたくさん教えて頂きました。







 

「一日に9時間〜18時時間、平均して12時間は勉強した。」という話には声にならないため息で、
「東大か京大なら、下宿OK! と言う親の励まし!?でがんばった。」との答えには、会場は笑いに包まれました。






その後、登録有形文化財にもなっているレトロな旧農学部付属演習事務室で卒業生や先生方と昼食。
村上先生おすすめ『HOCOBU KITCHEN』のお野菜がたっぷり入ったヘルシーお弁当を楽しみました。

午後からは花山天文台見学と研究室訪問の2グループに分かれて行動しました。

大学天文台として、現在の国立天文台の次に古い花山天文台
こちらの台長である柴田先生が豊高卒業生という事で、先生自ら丁寧に天文台の 
概要や天体に関してのレクチャーをしていただきました。

太陽を直接見られる望遠鏡(太陽は真紅に見えます)で、黒点とフレアを観測し
ました。

こちらは、1910年のハレー彗星観測のために輸入された「ザートリウス望遠鏡」は、
当時、天文台がなかったので、大学の時計台横に設置されていました。
今は太陽観測に使用されていますが、現役です。

研究室訪問グループは、豊高出身の青山先生、赤松先生方からのお話に続き、研究室へ。
初めて踏み入れる京大の研究室にワクワク、ドキドキ。
私達の不安をよそに、海洋分子微生物学、微生物環境制御学、森林生化学、林産加工学
の気さくな先生方が迎えてくれました。
ご自身の研究についてや苦労話などをざっくばらんにお話して下さいました。

最後に京都大学のシンボル時計台の中になるショップで、京大グッズ、オリジナルの文房具やお菓子などのお買い物を楽しみ、帰路に着きました。

誰でもが簡単に受験できる大学ではありませんが、ご活躍されている豊高のOBの先生方、学生の皆さんにお会いできた事で、京大を身近に感じる事が出来た様に思います。

ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。

           教育振興委員会