講習会


ロコモティブシンドローム予防講習会


10月13日カラダ改善工房あおき医院長 青木孝至先生をお招きし、ロコモティブシンドローム予防講習会を森川ホールにて開催、39名の方が参加下さいました。

本日のお題は・・・

筋肉革命!!プロジェクターに映し出された言葉が、何が始まるのだろう!
とワクワク感を刺激します。


ロコモティブシンドロームとは「運動器症候群」のこと。 
骨、関節、筋肉といった運動器の機能が衰えてきていることを指します。


日本人の平均寿命は世界一位です。 
素晴らしい!!と言いたいところですが介護など、人のお世話にならないと生活を送ることが出来ない期間が男性では9年、女性では12年といわれており、健康寿命は決して長いとは言えないようです。

 
筋肉の70%以上は下半身に存在。 
足腰の筋力低下は活動量を減少させ身体能力の低下を引き起こしてしまいます。 
変形性膝関節症・骨粗鬆症などに限ってもロコモ推定患者数が4700万人! 
まさに国民病です。

転倒してそのまま寝たきりになってしまうという例はよく耳にします。 
転倒のリスクには次のものが挙げられます。


・足腰の筋力低下
・バランス能力の低下(平衡感覚、運動指令)により重心のブレが大きくなる。
・視力の低下によって、足元の障害物が見えず引っかかって転倒してしまうケース。
・思考や理解、判断などの能力が鈍ることで、
 不意なバランスの崩れに素早く対応しきれなくなるケース。


ロコモ問題を解決するカギは筋トレ+バランストレーニングが大切と言われているのには大きく頷けます。


運動=鍛錬 という概念を取り払い運動する楽しさを感じることが出来れば最高ですね。


運動の仕方も正しい知識なしでは、効果が期待出来ないだけでなく、体を痛めることもあるとわかり、子供たちは自己流の間違ったトレーニングをしていないかと気になりました。 正しい指導を受けていることを願います。


青木先生の講習会では「笑い」は欠かせません。
1時間の楽しいお話しで、たくさん笑い、
脳も活性化されたところで待ちに待った筋トレです。
座っていた椅子を片付け、先生を真ん中に大きな輪を作り準備OK.

 

膝、つま先の向きにも気を付けながら先生の号令の下、どうみても可笑しな体勢ですが、みなさん真剣な顔、後ろ姿・・・
ここでの笑いはありません。

どの動きも、効いて欲しい筋肉に意識を集中させることが大切だと教わりました。
意識を向けると「ちゃんと効いているよ〜」と体が応えてくれて気持ちがいい!

筋トレは筋肉の破壊行為。 筋トレを行うと、筋に微細損傷(破壊)が生じます。その後の休養中に修復工事(再生)が行われ、筋トレが適切に行われていれば今よりも強い筋肉に生まれ変わっていくわけです。

毎日ハードに筋トレを行う必要はなく、きちんと休養を摂ることも必要と聞き、皆さんの顔が緩みます。
週に2〜3回のトレーニングがベストだと聞き、益々やる気が出てきました。 筋トレの効果を感じるようになっていくのは2.3か月後だそうです。
続けよう! 続けたい! そんな思いで会場はいっぱいでした。

講習会後のアンケートより
・今回教えて頂いたことは3日坊主にならず続けられそうです。
・話しだけでなく実践的に動かし方を教えて頂き、とても良かったです。
・先生の話術に引き込まれ、大変関心を持って参加出来ました。
・3年続けて参加し今年で最後で残念です。とても楽しい講習会でした。
・継続は力なり。頑張ります。
・とてもわかりやすく楽しい内容でした。
・有意義な時間をありがとうございました。

そして何人もの方が、青木先生の講習会を来年もお願いしますと書いて下さっていました。


今年度の保健体育委員会主催の講習会は全て、終了です。
沢山の参加者のみなさんと貴重な時間をご一緒出来ましたこと嬉しく思います。
ありがとうございました。


PTA保健体育委員会