人権研修講座報告


人権研修講座「子供と親との対話 −親学−より」報告


10月17日(土) 10時より森川ホールにて下川清一校長先生による人権研修講座を開催致しました。



講演内容

 親学 −親業− について

(1部) −親業− について

      “親業”の資料をもとに、下川校長先生がご自身の体験を交えながら

      “親業とは何か” から始まり、親業訓練の3つの柱
      “聞くこと・話すこと・対立を解く”をわかりやすく解説して下さいました。



(2部) グループワーク 

司会進行役を含む5人1組のグループを10班作り、班ごとに1つの短いエピソードを

その人物になりきって演じ、その人物の気持ちや、その人物の親としてどうアドバイス

するか意見交換して頂き、最後に進行役の人に各班ごとの意見をまとめて発表して

頂きました。


答えのない1つのエピソードを、それぞれの班が広く深い解釈の仕方でとらえ、

色々な人物設定が出てきたり、発表毎にうなずいたり、笑ったりと、予定していた時間を

予定より20分もオーバーするほどの熱く楽しい意見交換会となりました。




    
 以下に、参加して下さった方のアンケート結果・感想の一部をご紹介します。


 ・親業訓練の “3つの柱” を再確認出来たことが大きな収穫でした。


 ・グループワークが盛り上がりすぎてとても楽しかったです。


 ・自分と違う立場の人になって考えることの大切さを考えさせられました。


 ・良い意味で緊張しました。
  “親”という立場で他の方の考え方が直に聞けて良い体験ができました。


 ・登場人物になりきり、気持ちを想像することで自分の価値観との違いがはっきり
  わかりました。正解がないワークなので想像が膨らみました。選択肢は多い方が
  いいと親は思っているので、押しつけがましく接しがちだと思います。
  聞くことができる親になりたいと思いました。
  
 ・短いエピソードの中でそれぞれの役割になって色々な考えがあることをあらためて
  感じ、考えることが出来て自分の考えをうまく人に伝えることの難しさと大切さ、
  またそのやり方を教えてもらえる機会だったと思います。
  楽しく会話ができて、下川校長先生の話もとてもよかったです。


お天気にも恵まれ、51名もの方に参加いただきました。

グループワークで初対面の人とコミニュケーションをはかり、
情報の少ないエピソードから想像を膨らませ、考えるという貴重な体験が出来る
講習会となり、皆様からはとても良かったと感想をいただきました。


ご参加下さった皆様、ありがとうございました。