宝塚歌劇鑑賞会

季節は秋となり、過ごしやすい時間が増えてきました。
そんな中、豊中高校PTA企画委員企画の、宝塚歌劇観劇(9月2日・12日)にいってまいりました。

近年の企画委員の企画には上がってなかった『宝塚歌劇』で募集をかけて、応募してくださるかの心配もありながらの企画でした。
が、その心配を吹き飛ばす応募の数に、企画側は嬉しく思う中、外れてしまった方々には本当に申し訳ございませんでしたが、抽選で参加者を決定させてもらいました。応募してくださった方々、本当にありがとうございました。
今回観劇した宝塚歌劇花組公演は、トップ男役の明日海りおさんの退団公演ということで、チケットが取れるかどうかは運に任せるしかありませんでした。旅行会社を介しての応募で、2日で80名の枠です。
担当の神田さんも大変親身に相談に乗ってくださり、『外れたらごめんなさいね』と言いつつ抽選に行ってくださり、発表を待ちました。

そしてなんと当選!!!
豊中高校PTAのかたがたの日頃の行いが、運をおびき寄せたのだと思います。素晴らしいです(^^♪
 
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観劇当日は気持ち良いお天気で、宝塚駅から花の道を通って宝塚歌劇場に向かうと、朱色の屋根の素敵な劇場が見えてきて、ワクワクが高まってきました。
館内を奥に進むと、広いロビーには、沢山のオシャレをした女性、そしてその中に男性も・・皆さん幸せそうな笑顔です。
そして、豊中高校PTAの皆さんも素敵にオシャレして笑顔できてくださいました。友人と一緒に来られている方もいましたが、お一人の方も沢山おり、観劇企画は、お一人でも参加しやすいのだなと、わかりました。

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チケットを提示して劇場に入るとまず目に入るのが、宝塚の大階段を思わせる大きな階段、左には上演中曲を自動演奏するグランドピアノ、右にはお花、そして見上げるとシャンデリア、なんとも素敵な空間の身を置き、幸せを感じました。
席は2階席ですが、左の前の方で、舞台がとても近く、良い席でした。
神田さんに感謝です。
 
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演目は「A Fairy Tale-青い薔薇の精―」
19世紀半ば、産業革命により空前の繁栄を誇る大英帝国で、明日海りお扮する精霊エリュが、華優希扮する人間の少女シャーロットと出会い互いに惹かれ合います。
シャーロットが大人になっても自分を忘れて欲しくないと思うエリュは精霊界の掟を破ってしまい、青い薔薇の精にされてしまい、
二人の出会った美しかった庭が、年中霧に覆われてしまいます。

庭は元の薔薇の咲く美しく場所へと戻り、エリュは精霊に戻れるのでしょうか?そして、シャーロットとの思いは・・・

どのシーンもとても美しく、ストーリーも、明日海さん退団公演のために
書き上げられた作品だけあり、明日海さんの5年半のトップ男役の歴史と、
次のトップ二人にバトンタッチを表現するような場面もあり、ファンの方々のすすり泣きが聞こえてきました。

1幕が終わると30分の休憩
皆さん思い思いに昼食をとられました。
持参する方、劇場内のお弁当を購入する人・・・

2幕はレビューです。
歌って踊って、色んなシーンを次々と展開していきます。
本当に夢の世界に浸ってしまいました。

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最後が近づくと、大階段が出てきます。
このとき、ああ、終わってしまう、寂しい、まだまだ終わらないで~と祈ってしまいます。
今回は、黒燕尾で明日海さんと2番手3番手4番手の方々と絡むシーンがあり、明日海さんの皆さんへの思い、そして皆さんから明日海さんへの思いを込めて踊っているのが伝わってきました。
ここでもすすり泣きが聞こえてきました。

本当に、退団公演にふさわしい演目・レビューだと思います。
手が痛くなるほど拍手をしました。

観劇終わって興奮冷めやらぬ中、宝塚牛乳さんのソフトクリームで糖分補給&体を冷ましました。
本当に幸せな一日でした。

さて来年の観劇は、何を観たいですか?
皆さんのPTA会費でバスツアー・観劇代の補助を出していただいています。
ドンドン皆さんも応募して、豊中高校PTAでの思い出を作ってくださいね。
 
企画委員一同