大学見学バスツアー(神戸大学関西学院大学)報告


10月13日(水)、保護者91名(1年生38名、2年生37名、3年生16名)と校長先生、楠本先生の計93名で、神戸大学関西学院大学見学バスツアーに行ってきました。
豊中高校を2台のバスで出発して、予定通り10時に関西学院大学の上ヶ原キャンパスに到着。
関学のシンボルである時計台前の中央芝生に移動して、全員で記念写真を撮影することから見学ツアーがスタートしました。
その後、入試課担当の方から大学の全体説明を受けた後、寝屋川高校出身の社会学部1年次生から関学での学生生活についてプレゼンを聞きました。この学生は、ジョイント・ディグリー制度を利用して、4年間で2学部の卒業を目指していますが、勉強だけでなく、アルバイトやサークルも頑張っています。その前向きな姿勢がとても印象的でした。なんと日本学生支援機構(旧育英会)からの奨学金とアルバイト代だけで学費と交通費を賄っているそうです!

   






5班に分れてキャンパスを見学した後、関学会館内レセプションホールで、季節の素材をたっぷり使った美味しい和食を昼食にいただきました。キャンパス内のチャペルで結婚式を行うことは、多くの関学卒業生が抱く夢の一つだそうですが、その夢が実現したときの披露宴会場がこのレセプションホールだとか。
昼食後は、バスで神戸大学六甲台キャンパスに移動。
大学説明の前にまず、豊高OBの3人の神大生(59期経済学部4年次生・60期経営学部3年次生・61期経営学部2年次生)との懇談を行いました。
3人は自分たちの高校生活を振り返って、「模試での成績に一喜一憂せず、最後まで全力で頑張ることが大事!」と、豊高生へアドバイスを送ってくれました。また、一人の学生は「自分の将来像を考えず偏差値などの数値だけで志望校・志望学部を決めて進学したため、入学後一時期勉学に対してやる気を失ったことがある」という体験も紹介してくれました。この学生は、「勉強を進めるうちに専門科目の内容の高度さや面白さが分かってきて克服した」そうですが、「入学後のミスマッチがないようによくよく考えて志望校を決める!」というのも豊高生への貴重なアドバイスでしょう。

    

当日は快晴に恵まれ、六甲山系を背景に緑の美しさが際立ったキャンパスを見学することができました。内容については、両方の大学で学生の声を直接聞くことができた点が参加者にとても好評でした。また、国立大学と私立大学のそれぞれの良い面や特徴を知ることができたと思います。先に出発した1号車がなぜか(?)関学にも神大にも2号車の後に到着したというお土産話とともに、お気に入りの神大グッズを手に帰途についた参加者も多かったのではないでしょうか。最後に、参加者の皆様、お忙しいなか同行して下さった校長先生、お世話いただいた楠本先生、どうもありがとうございました。