授業公開に行ってきました


10月23日(土)、授業公開に行ってきました。

子どもたちは、思っていた以上に、まじめに授業を受けていました。
みんなが頑張っているのが感じられ、先生方が指導されている雰囲気も良かったです。
ふと自分自身の高校時代を思い出しながら、「いい感じ」の授業を拝見しておりました。

ただ、よく見ると気になるところも。
たとえば、数学なら、メインの授業プリントの問題を解き終わった後などに、「ボンヤリ」してしまう時があるようです。復習(宿題)になるはずの教科書の問題を「この時間に1問でも多く解いておこう」と早速取り組む子もいれば、そうでない子もいる(そうでない子がボンヤリしているとは限りませんが)。

授業中にボンヤリしてしまう時間がそんなにあるわけではないと思います。しかし、たとえ5分間でも、その授業の理解度を少しでも高めることに向けることができれば、その積み重ねは、将来大きな違いとなって現れるのではないかと感じました。

45分間(あるいは50分間)集中するのは、大人でも難しいことです。個人的には、ボンヤリするのは「まあ、そういう時もある、仕方ないかな」とも思います。が、豊中高校が、子どもたちの実力を伸ばし、結果として進学実績を上げていこうとしておられるのなら、些細なことかもしれませんが、子どもたちに「5分間の積み重ね」を意識させることも大切ではないかと思いました。
より多くの子どもたちが、授業への集中度をさらに高めて、時間を最大限有効に使えるように、今後ともご指導いただければ幸いです。

高校生なのだから「本人の自覚」の問題(あるいは積年の家庭教育の問題)とも言えます。
私も、我が子には、あらためて「5分間の積み重ね」の自覚を促していこうと思った次第です。

公開授業は、何のことはない、親である私の勉強でもあったのですね。

【2年生の授業を参観した ある父親より】