3年進路講演会報告


3年生進路講演会を開催しました


真夏日の7月10日(水)2時から本校森川ホールにおいて、3年保護者を対象に、近畿大学入学センターの屋木清孝氏を講師としてお迎えし、「大学入試の現状と受験生を持つ保護者の心構え」をテーマに、進路講演会を開催しました。
今回は、91名の保護者の方々に参加いただきました。
  

今回、講演の中で同氏は、受験生を持つ保護者の心構えとして、「昔はこうだった」では無く、今は、難関大志向や、大学の二極化が進んでいること、入試制度や、入試科目も変化しているという現実を理解し、そして、本人にとって入りたい、入る価値のある大学を志望する為には、家庭で、将来の夢・目標について、常日頃から、話し合える環境づくりを心がけるべきであるとおっしゃっていました。

また、「伸びる生徒の共通点として、『積み上げ思考』ではなく、物事をゴールから逆算して考える『ゴールからの逆算思考』が必要である」と言うお話は、印象的でした。確かに、この逆算思考は、将来、社会人になっても必要な考え方だと思いました。


講演後は3年学年主任の伊田先生より、3年生全体のこれまでの様子や、今後の予定についてお話していただきました。


その他に、講演会開催前後30分間、森川ホール内において『卒業記念品の為の寄付金』窓口を設置し、多数の寄付を頂きました。ご協力ありがとうございました。


=============================== 追記 ===============================


参加者数 91名  アンケート回答者数 85名  回答率 93%

講演会についてのアンケート結果から、講演会に参加してよかったと思うと回答された方が99%、今後の進路選択・学習を考える上で参考になったと回答された方が99%と、大変有意義な講演であったことが伺えます。
開催時期については、この時期が良いが60%、3年の5月頃が5%でしたが、2年生の時に希望される方も、32%おられ、検討する必要がありそうでした。


進路講演会を終えての感想
講演を聞いた方から、たくさんの感想をいただきました。一部をご紹介いたします。


●とても楽しく、わかりやすく話して下さったので、あっという間に終わってしまいました。子どもが勉強するようになる前に、親である自分も変わらなけれなならないと思いました。とても勉強になりました。

●前評判以上の、本当に役に立つ講演会でした。教えて頂いたことを参考に3月まで親子共々頑張っていきたいと思います。

●中身の濃いお話ありがとうございました、先生のパワーに圧倒されると同時に元気と勇気を頂きました。3月まで子どもと一緒に頑張ります。

●初めての受験生で何から始めればいいのかわかりませんでしたが、お話を聞き、気も楽になり、親としての目標も明確になった様な気がします。

●合格出来るかどうかわからないので、応援できずにいましたが、本人は目標を持っており、先生のお話を聞いて、夢に向かうのを応援したいと思います。

●3月まで伸びるとお聞きし、安心しました。最後までほめる!ことを忘れずに、接していきたいと思いました。

●とても良かったです。もっと早くに知りたかったです。文理選択の前に知りたかった〜

●とても興味深いお話ばかりでした。もう少し早い時期に講演会があれば、親としての心構えが早くから身につけられたように思います。

●コミュニケーションの大切さ、将来から考えて現在すべきことを見つける大切さをあらためて感じました。

●子どもたちにもお話して下さったそうですが、子どもたちの心にも残っていてくれたらと思います。

●現実的で楽しく分かりやすくて、ためになりました。来て良かったと思える素晴らしい講演会でした。子どもと話をしてみたくなりました。

●楽しくお話を聞かせてもらいました。これからのことを自分の子どもと照らし合わせてみて考えないといけないと思いました。今までしてなかった勉強を目標達成のために頑張ってほしいと思います。親の心構えにも気をつけたいです。

●頑張って豊高生になれたのだから、後輩の生徒には1年のうちからしっかり目標を持たせて頑張らせて欲しいです。「高校の授業をおろそかにして予備校に行くな」と、入学前の説明会で言われていましたが、高校の授業(基礎)がいかに大事であるかを今日の屋木先生のように話をして欲しい。屋木先生の内容のような話を1年から聞かせ、夢(目標)を早くに形づくらせるべきかと思います。

                          3年学級委員会