造形三科展


造形三科展 開催中


 2月12日(土)〜15日(火)第29回豊中高校『造形三科展』が開催中。芸術科で、美術・工芸・書道を選択する生徒全員の作品が展示されています。
 休日は午前10時から午後2時まで、平日は午後3時から午後5時まで、保護者も鑑賞出来ます。この機会に、子どもたちの日頃の学習成果を是非ご覧になってはいかがでしょうか。
 場所は2号館1階(3年1組〜4組ホームルーム教室)です。



 
1年生美術の作品は、
「手のある自画像」。

鏡の中の自分の姿を見つめ、使い慣れない油絵具で一生懸命に描いた作品。ボールを持っていたり指さしていたり・・・効果的に「手」が描かれ、その中には、そのとき感じていた作者の感情・心持ちまでが表現されています。



2年生美術の作品は、
「物語のある絵画」。
ある世界観をもった物語の一場面を、主人公に感情移入しながら描くという、たいへん難しい課題です。明るい未来への希望を感じる作品、環境問題・社会問題に不安を感じているかのような作品など、今の若者の漠然とした心の内が、見事に描かれています。




















工芸では、趣向を凝らしたステンドグラス。
動物や魚をかたどったもの、建築物をイメージしたものなど、さまざまで、色の使い方にもそれぞれ個性が感じられます。
また、陶芸の時計は、文字盤のデザインにも凝ったものが多く、世界に一つしかないオリジナルの時計が勢ぞろいしていました。






















書道では、思い思いの言葉を書いた詩文書や、古典の臨書、堂々とした一字書など、若いパワーがあふれる素晴らしい書作品が並びます。

2年生の「刻字」作品は、自分で書いた文字を板に写し、彫刻刀で彫って彩色をする、という手の込んだもの。文字も色も個性豊かで、楽しく見せていただきました。