PTA講演会報告

PTA講演会報告

豊中高校OBの京都大学教授陣と現役京都大学生を迎えて」


 8月9日(土)13時30分より森川ホールにて、PTA講演会を開講しました。台風の影響が大変心配されましたが、午後は雨風ともに収まり、51名の保護者、在校生、卒業生の方々に参加していただくことができました。


お話頂いたのは
・青山 秀明 先生 (24期:理学研究科教授・物理学・宇宙物理学専攻)
・村上 章 先生 (26期:農学研究科教授・地域環境科学専攻)
・清水 浩 先生 (31期:農学研究科教授・地域環境科学専攻)
・安田 秀幸 先生 (33期:工学研究科教授・材料工学専攻)
・邑瀬 邦明 先生 (38期:工学研究科教授・材料工学専攻)
の5名の先生方と、66期で農学部1回生の田舞 駿昌さんです。


講演内容は主に
・京大キャンパス、学部、学科、クラブ、サークルの紹介
・京大生の学習や生活の状況
*京大ホームページ内の「京都大学生生活白書」に詳しく紹介されています。
京都大学と他大学との違い
・ご自身の大学受験から今までの経歴
について、写真、図、ビデオを交えて、熱く語っていただきました。


参加者から事前にお寄せいただいた質問にも答えていただきました。
・子供の進路選択に関して親はどう接するべきかについては、先生方全員が、「干渉したり、親の考えを押し付けたりせず、放っておくほうがよい」というご意見でした。
・志望分野の決め方については、「好きこそものの上手なれで、自分が好きで熱中できるものがよい」というご意見や、「細かいところまで決められなくても、大雑把に決め、たくさんある研究テーマの中から自分に合ったものを探していく」というご意見でした。


また、「入試は非常に重要な人生の一大事だけれども、多感な高校時代に経験すべきことも同じくらい重要」というお話も印象的でした。

66期生の田舞さんからは、「志望大学は、興味のあることから自分で調べ、オープンキャンパスに行って雰囲気を知ること」、「高校1年、2年は基礎をしっかり勉強してほしい」とアドバイスがありました。


講演後のアンケートから、参加者の感想を一部紹介させていただきます。
・志望大学、学部の選択の考え方が参考となった。子供への助言の参考としたい。
・今まで子供に口うるさく言い過ぎていたと反省しました。もう少しこどもの好きなことを大切に認めてあげようと思います。机に向かって勉強するだけが大切なのではない、もう少し自由でいいんだな・・とホッとしました。お話、とても楽しかったです。ありがとうございました。(2年生保護者)
・最初の理学部のお話(とてもすごすぎましたが)子どもたちにこんな世界があるのだと、聴かせたい内容でした。特に、日本の国内だけにとどまらず、世界を視野に入れた仕事観等、将来に向けての視野を広げることができるお話が、実際の経験談から学べる機会としてとても貴重だと思いました。ありがとうございました。
・子どもに関心は寄せても、口出しはしない。難しいですが肝に命じます!進路にしても、親が誘導しない。学部や学科選びも間違えると子どもにとって大変な損失になるのだと改めて考えさせられました。
・ベテランの教授陣から現役大生まで幅広いご経験・観点から京大についてお話いただけ、とても有意義でした。ありがとうございました。「親は静観」納得です。(2年生保護者)・本校のOB,卒業生の方の講演会で、大変親しみを持ってお話伺うことができました。大学、学部、ご自身の経験etc.丁寧に分かりやすく興味を持てるよう話をして頂けたと思います。ありがとうございました。(2年生保護者)

他にもたくさんのご感想をいただきました。ご協力ありがとうございました。


先生方には、参加者からの事前質問への回答集や大学・学部案内等をたくさんご用意いただきました。本当にありがとうございました。

教育振興委員会では、9月に神戸大学見学会を予定しています。どうぞお楽しみに!