母親雑感・父親雑感その1

皆さま、連休はどのように過ごされましたでしょうか。
3年生は、この連休に行われた試合などを境に、クラブ活動もそろそろ引退となります。
各種運動部の試合に、応援に行かれた保護者の方も多かったことと思います。アメフト、バスケットボール、テニス、バレー、ハンドボール、サッカー、吹奏楽定期演奏会…。
今回はそんな中から、いくつかの声をご紹介します。


第23回 吹奏楽定期演奏会


 5月4日、豊高一の練習量を誇る吹奏楽部の定期演奏会箕面グリーンホールで開催された。
午後2時。第1部の演奏開始。オープニングは「ARSENAL」。切れのいい指揮に、聴いているほうも自然と体がリズムを取っていた。「ネストリアン・モニュメント」「絵のない絵本」「サンバベアー(森の熊さん)」と続き、15分間の休憩をはさんで、いよいよお待ちかねの第2部「喜劇・となりのトトロ」の始まり。はまり役のお父さんに、さつきとメイの頑張り、味のあるおばあさん、小トトロの体を張った演技など、見どころ満載。原作にはない新キャラも登場し、オリジナリティあふれる演出で会場も笑いの渦となった。
 第3部では、マーチ「青空と太陽」、交響曲第3番「ドン・キホーテ」、序曲「ピータールー」の3曲が演奏された。「ドン・キホーテ」は6年間お世話になったトレーナー・岡本先生の最後の指揮。先生の渾身の指揮に皆も応えて、すばらしい演奏となった。
アンコールの1曲目「MY HEART WILL GO ON」(映画『タイタニック』より)では、この演奏会が最後となる3年生のソロ演奏もあり、皆それぞれの思いを込めた演奏だった。アンコールの2曲目は「アフリカンシンフォニー」。高校野球の応援曲にもよく使われるとても力強い曲だ。観客の手拍子で会場全体が一体となり、感動のフィナーレとなった