吹奏楽コンクール1


 毎日暑いですが、みなさんいかがお過ごしですか。先日の吹奏楽部のコンクールについて、今回は親子でレポートしていただきました。←おそらくブログ史上、初です。毎回、保護者の方に書いていただく文章からは、見守る眼差しの温かさと熱い思いが感じられるのですが、それに加えて生徒自身のクラブにかける思いとコンクール本番の臨場感に、ドキドキが伝わってくるようです。


 吹奏楽部  合言葉は「Power Of Music」


 8月2日(火)吹田メイシアターにて、第50回大阪府吹奏楽コンクール北摂地区大会に出場し、課題曲、自由曲の2曲を12分間演奏しました。
 高校A部門で(金、銀、銅の三段階表彰のうち)「金賞」をいただきました。
 5月5日の定期演奏会後に多くの3年生は引退(コンクールまで9名は残りました)。部員74名は、心を一つにして挑みました。
 3年生にとっては最後の夏、3年生部員に振り返ってもらいました。

       終了後の集合写真 ハチマキには「Power Of Music」の文字が!
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 夏休みに入ってからは完全にコンクールモード。日々の練習は運動系クラブに負けず劣らずハードなものとなりました。コンクール本番が近づくにつれ、ますますみんなの意識は高まり、「コンクールでは、いつも通りの自分たちの演奏をするぞ!」と気持ちはひとつににまとまり、クラブの雰囲気はとても良いものになりました。

 ついに本番。いつもとは違う光景に少し緊張しましたが、吹く前に深呼吸をすることで気持ちが落ち着きました。曲が始まるとともに緊張はほとんどなくなっていき、この12分間のために、今まで何百時間、それ以上も練習してきたことを思い出しながら演奏することができました。
 各個人で多少のミスはあったものの、みんなコンクールの空気に負けずに堂々と演奏できたと思います。結果は「金賞」でしたが府大会に進むことはできませんでした。昨年は地区大会金賞、さらに代表となり府大会まで進めることができたため、(昨年の嬉しさを知っている分)部員にとって、今年の地区大会落ちはたいへん悔しいものでした。
 本番では、良い演奏をしたと思っていますが、それが結果につながらなかったということは何かが足りなかったということです。そのことを真摯に受け止めて、これからもよりいっそうレベルアップをしていきたいと思います。
 この夏に得たものは豊吹(トヨスイ=豊中高校吹奏楽部の略称)にとって非常に大きなものであり、クラブとしても成長できました。結果がついてこなかったのは本当に残念で悔しいですが、「この夏やってきたことは間違ってはいない」と自信をもって言えると思います。

 これからも聴く人の心に響く演奏、「Power Of Music」を合言葉に、日々頑張っていきますので応援どうぞよろしくお願いします!

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 コンクール当日は、本番が近くなるにつれ親の私も緊張し、演奏中は肩に力が入りながら聴いていました。惜しくも府大会出場は叶いませんでしたが、充実した夏を過ごせたと思います。
 これからも、いつも明るく元気な吹奏楽部の演奏を聴きに行こうと思っています。

 頑張れトヨスイ!!!