吹奏楽部


 『風とひかり』クラブレポート〜番外編 その3〜


 吹奏楽部〜爽やかな “風とひかり” 〜


 最後になりましたが、吹奏楽部を紹介します。部員は現在74名。ほとんどの3年生は5月の定期演奏会後に引退していますが、8月のコンクールまで、残る3年生もいるそうです。顧問は京先生(数学科 演奏楽器はフルート)です。各パートに分かれてそれぞれ練習しているということでしたので、音を頼りに教室棟をあちこち探して訪ねました。

  初めに見つけたのは、ずらり並んだスリッパ...かなりの人数がこの教室にいるようですが、(ちょっと入りづらい雰囲気です。)勇気をだして「こんにちは〜。」すると、全員から「こんにちは」と挨拶が返ってきました。なんて清々しい部員たち!!
  

 
 部屋に入って、先程のスリッパのわけはすぐわかりました。音が響かないよう、敷物を敷いているため教室内はスリッパを脱いで練習しているのでした。

 現在、吹奏楽部ではコンクールに向け、パートごとに分かれ個人のレベルを上げる練習をする一方、全体の半分の人数で『合奏』し、密度の濃いハイレベルな練習を行っています。
 部員たちが指揮者の指示を一言も漏らすまいと集中して聴く、その眼差しが印象的でした。教室はピーーーンと張りつめた空気に満ちあふれています。すごい集中力です!
 部屋を後にする取材チームに「ありがとうございました」と、全員から声がかけられ、そーっとドアを閉めてから「はぁ〜、緊張した!」と心でつぶやきました。←わかっていただけますか?この感じ。


 教室を覗きながら、取材できそうなパートを捜していると、とてもきれいな音色が聞こえてきました。まるで妖精が奏でているよう...誘われるように階段を上がると、鉄の扉の向こうから聞こえています。しかしこの扉、まるで取材チームを拒絶しているよう!散々迷った挙げ句、ノックをして開けてみました。

 中は狭く、様々な楽器が置いてあります。ここはパーカッションの部屋でしょうか...。
 パーカッションチームは2月の音楽祭では、コンクールで金賞を受賞した曲を演奏し、観客に感動を与えてくれました。今年のメンバーにも期待したいですね。
 


 この日はホルンパートに外部から、指導してくださる先生がいらしていると聞き、伺いました。
 
 生徒たち、まるで音符のようにきっちり等間隔に並んでいます!先生の話を聴く姿は真剣そのものです。後ろ姿からでもその様子がわかります。先生のお話も、手振り身振りがあり、その表現が豊なのが印象的でした。
 このように、パートごとのスキルアップのため、外部の指導者に定期的にレッスンに来ていただいているそうです。


 最後に集合写真をお願いして、中庭に集まってもらいました。(大所帯なので撮影できる場所がないのです!)

 貴重なレッスン時間を使わせていただき恐縮です!しかしながら、移動が速やかでとにかく無駄なくスムーズなのです!!なんて素晴らしい統率力。←避難訓練ばっちりです!
 早速撮影スタート! みんながレンズに明るい笑顔を向けてくれて、この瞬間、中庭はパワースポットと化しました。そのエネルギーにただただ圧倒され、感動しました。

 実は撮影前に、校舎の3階からカメラを向けていたので、みんなに「もう少し、上を向いてね〜」と、お願いしたら....... 
 芝生に寝た部員が3名!!(後ろの3人) →
 自由だな〜って、思いました。
 やわらかな心で生きていますね。
 そんな吹奏楽部のみんなに出会えて幸せです!

 爽やかな ”風とひかり” を感じさせるメンバーでした。

 8月のコンクール、その後の文化祭に向けて吹奏楽部はこの夏も熱くなりそうです。



 今回は、PTA新聞の番外編として電気物理研究部・生物研究部・吹奏楽部を紹介しましたが、機会があれば運動部など他のクラブも紹介したいと思います。