今日は、連休中にブログで紹介したサッカー部のその後をお伝えします。


最後まで諦めない〜サッカー部


5月5日(こどもの日)
インターハイ予選5回戦
豊中高校 1 ― 2 清明学院高校

ベスト16をかけた5回戦。
全国大会出場経験もある清明学院高校との戦い。
前半に1点を奪われ、激しい攻防戦の続く中、豊高が同点に追いつき、この気迫ならこのまま行けるかも・・・と誰もが思っていた後半終了10分前。清明学院に1点を取られる。
でも、でも、大丈夫。まだ、まだ、行ける。こんなにまだまだ走っているんだもん、ボール奪ってシュートも放ってるでしょ。みんな必死になってるもん、大丈夫、大丈夫・・・。
そんな保護者の思いと祈りもむなしく、時間だけは正確に過ぎて行き、ついに試合終了のホイッスル。
豊中高校サッカー部が挑んだインターハイ予選が終わった瞬間でした。

人工芝の緑が目にも眩しい堺ナショナルトレーニングセンター
そのピッチの中での豊中高校サッカー部員の活躍ぶりは、豊高関係者ではない人の心をも動かすほどのものでした。そして、私達には、予想すらしていなかった感動を与えてくれました。
ここまでやってくるのに、決して楽な試合など一つもなく、どちらかというと苦しい試合がほとんどでした。それにもかかわらず、点を取ることに執着し、最後まで諦めない、絶対に諦めない、そんなサッカーが出来たのはなぜだったんだろう。こんなに人を感動させられるサッカーを、みんなが出来たのはなぜだったんだろう・・・。

みんな! 土ぼこり舞う豊高のグランドに、胸張って戻っておいで!すごい事やってきたんだから。みんな、すごいよ、ホントすごいよ。そして、何度言っても言い尽くせないけど・・・本当にありがとう!こんな思いをさせてくれて、本当にありがとう!

この2年間、親身になって指導をしていただき、常に部員から尊敬され、信頼されてきた野元先生。先生の転勤を知ってから、部員たちは非常に動揺しておりましたが、このインターハイ予選で恩返しをするんだと誓っていたようです。結果は、胸に誓った目標には及びませんでしたが、部員たちの試合に挑む姿は、それはそれは素晴らしいものでした。心より感謝しております。本当にありがとうございました。
石渡先生、顧問交代で揺れていた部員たちをここまでまとめていただき、ありがとうございました。3年生にとっては引退試合となるこの試合で、素晴らしい姿を私たち保護者に見せてくれたのも、石渡先生のお陰だと感謝しております。そして、これからも豊中高校サッカー部をどうぞよろしくお願い致します。


「こんなに応援してくれていたのに、負けてしまって・・・ホンマごめん・・・。」
「お父さん、お母さんの支えがなかったら、俺・・・ここまでサッカー続けられんかったと思う・・・ありがとう・・・・。」
お母さんは、これだけすごい試合を見せてくれて、そして、こんな事言ってくれるおまえを心から誇りに思うよ。
ありがとう!!