剣道部

 

 剣道部の保護者の方より、夏の大会のレポートを紹介します。写真も全て提供していただきました。難解用語・ルールなど、一部解説付きです。依頼原稿がつづき、「なんだか最近、広報さん楽しているんじゃないの〜?」という声が聞こえてきそうですが、みなさんにブログを楽しんでいただけるよう、努力しています!
 クラブレポート、大募集中です!!


  剣道部 〜正思大会〜


 大阪府下の公立高校が集う正思(せいし)大会が、8月14日(日) 堺市初芝体育館で行われました。
 この大会は夏と冬に開催され、夏の大会は、春に竹刀を握った初心者にとって大会デビュー戦となります。

 開会式前のウォーミングアップ 剣士がいっぱい!!
 

 豊中高校からは男子3チーム、女子1チームが出場しました。
 高校剣道の団体戦は5人一チームで行われます。
 先鋒(せんぽう) 次鋒(じほう)  中堅(ちゅうけん)  副将 (ふくしょう) 大将(たいしょう) で勝敗を争います。
 強い相手にあたり、たとえ勝負に負けても、一本を取ることでチームの勝利につながることもあり、個人戦とは違った面白さがあります。


 
 試合前 蹲踞(そんきょ)の姿勢をとります。
 *解説:「蹲踞」とは、相撲で、仕切り前に向かい合うときとる、膝を深く折りまげ背筋をのばした姿勢。
 ↑なるほど〜、相撲のあの姿勢も、剣道も蹲踞なんですね。





 一本!豊高(赤のたすき)が一本をとった瞬間〜審判が3人とも赤旗を挙げています。
 *解説:背中についてる赤の短めの紐が、たすきです。試合の時は必ず赤と白のたすきを、それぞれ背中につけます。審判は赤と白の旗を持ち、三人の審判のうち最低二人が同じ色の旗を上げた場合に「一本」となります。制限時間内に、先に二本取った方が勝利となります。一本しか取れてなくても、相手に一本も与えていなければ勝ちとなります。




 4月に剣道を始めたばかり(剣道歴4カ月弱)の1年生女子も頑張っていました。
 初心者とは思えぬほどの強気で、白面赤胴の強そうな相手に果敢に攻めていき、なかなかどうして堂々の試合ぶりでした。







 
 写真左、顧問の上林先生が正座して見守る中、男子Aチームが、予選リーグを勝ち残り、決勝トーナメントに進みました。後ろでは、部員が応援しています!
 写真右、試合後、先生から講評を受ける選手。
 有段者ばかりのこのチームは、さすがに貫禄があり、迫力のある試合を見せてくれました。
 男子32チーム中、見事3位入賞! そして大将(現部長 写真右端)が優秀選手賞を受賞しました。
 おめでとうございます!
     


 暑い道場で、さらに防具をつけての稽古はさぞ大変と思いますが、また次の試合に向けて頑張って欲しいです。