人権研修講座報告


人権研修講座「SNSの光と影」


10月5日(土)14時より森川ホールにて、株式会社 akinice design 代表取締役 平野 逸平様を講師にお迎えし、人権研修講座「SNSの光と影」を開催しました。土曜日ということもあってご夫婦・ご家族でのご参加もあり、69名の方々にお集まりいただきました。

講演内容
ソーシャルメディアSNS)とは?
・どんなリスクがあるのか?
・親としてどう関わっていくか?
・参考資料
・質疑応答


最近、SNSのあまりよくない報道を目にすることが増えてきています。いじめ問題・TwitterFacebookでの問題投稿・出会い系・ネット依存症等…様々です。
今回の研修講座では、SNSの基本的知識(種類・メリット・デメリット…)を色々な実例を挙げながら分かりやすくご説明いただきました。


実際にパソコンを使ってFacebookに書き込んでみたり、過去に実際に起きた事例で、Twitterに問題投稿した結果、炎上し大きな問題として取り上げられるまでの過程を教えていただきました。私達にとって有益な情報もあるSNSですが、使い方を誤ると人生を変えてしまうほどの代償があるという事を知りとても怖くなりました。色々なリスクを知った上で、想像力を働かせ『自分ゴト化』させる習慣を身につけ、ルールを守り、依存することのないよう目の前の家族、友達とのコミュニケーションを大切にしながらSNSを使用していかなければいけません。

私達、親は子どものプライベート領域には踏み込めませんから、普段からのコミュニケーションの中で、子どもに何か問題が起こった時にそれをオープンにしてくれる環境作り、信頼し合える親子関係が大事…と平野様はおっしゃられていました。たくさんご用意くださった参考資料の中の、『インターネット依存度テスト』と『SNSの覚えておくべきルール』を使ってお子さんと話をするきっかけにしてみるのもいいですね。



この日、平野様にテレビ局の取材が入っていて、カメラが来ていました。
インタビューを受けておられた方もいらっしゃいましたね!




10月18日の夕方の報道番組で放送されました。


参加してくださった方のアンケート結果     回答者数65名
 ≪研修講座「SNSの光と影」を終えての感想≫
アンケートにご協力ありがとうございました。一部をご紹介いたします。


SNSについてよく知らなかった。(SNSという言葉も知らなかった。興味がなかった。)
・子どもだけ先に先に最新の情報を得ている状態だったので参加してよかった。
SNSの種類の多さに驚いた。(Facebook・LINEの意味が分かった)
・改めて再確認できる場であった。
・安易に行われた悪ふざけが取り返しのつかない事になるかもしれないという事を今日の様に、実例を挙げながら子ども達にも講座を開いてほしい。(子どもにも聞かせたい内容でした)
・気軽に書いた事、悪ふざけで将来にまで影響する恐ろしい結果になる事を知り、子どもがどこまで知っているのかとても不安です。すぐに確かめたいと思う。
・コミュニケーション能力の低下を心配したり、悪い面ばかり気になるが、これからの子ども達は、利用していかないといけない。良い所、悪い所を知った上で、子ども達にも学んでほしい。
・リスクを知ればSNSのメリットを活かせる事が分かった。
・タイムリーな講演であった。子ども達に常識を教えつつ私たちも背筋を伸ばしていかなければならない時代であるという事が分かった。
・子ども達にとってとても身近なものになっている。親として無関心では済まされない。もっと知っていかないといけないと思った。
・一度、つぶやいてみます。(一度やってみてその効用を体験したいと思う。自分も使ってみて子どもと一緒に考えていきたい。)
・最低限のルールは子どもに伝えておかないといけないと思った。(帰ったら早速、SNSのルールを子どもに見せます)
・家族で使い方について考える必要があると感じた。
・『普段から話ができる関係』『子どもとの信頼関係』のお話が心に響いた。つい監視したり威圧的になりがちなので気をつけたい。
スマホの約束事や、『想像力を働かせて自分ゴト化』などはSNSに限らず昔からの親の子どもへのしつけが大切だと痛感した。
SNSのルールの『最後に』の文面本当に共感しました。帰って子どもに読ませたい。
・面と向かったコミュニケーションを大切にSNSをうまく利用していけたら…と思う。
・大変面白い講座でした。子どもにはまだスマホを持たせていませんが、大学生になって買い与える時の参考にします。


ご参加くださった皆様、ありがとうございました。