1年学年懇談会報告


1年学年懇談会報告


12月17日(火)14:00より森川ホールにて1年学年懇談会を開催しました。(参加130名)

最初に、ベネッセコーポレーションの大谷佑介氏より「希望進路実現に向けて、今、保護者の方々にお願いしたいこと」と題した講演をして頂きました。
大谷氏は、本日最も伝えたいこととして、子ども達の進路を自転車に例え、ハンドルで方向(第一志望)を決め、ペダルで前に進む力(学力)をつける、そして学習習慣(フレーム)を保護者のサポートでしっかりと作ることが大切だ、とお話されました。



そして方向(第一志望)が決まれば、最期の最後まであきらめずに頑張りぬく、親も子どもを信じて応援することが合格につながるとのことでした。現在、国公立はほとんどセンター試験の得点で合否が決まってしまうので、5教科7科目を全て、嫌いな教科でも最後まであきらめずに取り組んで欲しい。センター入試は100%教科書の範囲から出題され、1、2年の基礎中心なので、100%授業が大切。だからこそ、予習→授業→復習の「黄金の学習サイクル」の実行がとても大切なのだそうです。

保護者のサポートとしては、起床・就寝時間及び家庭での勉強時間を固定させる、集中力が高まる勉強開始から30分は気が散るようなことは避ける、学校と先生を信頼し、受験情報は学校を情報源としておく。PTA関連行事や懇談会には必ず参加し、学校とのパイプを太くしておく等、アドバイスがありました。   
最後にマナビジョンにログインし、進研模試の復習をして下さい、ということでした。進路の話を上手に面白くお話して下さって、あっという間の1時間半でした。


次に、各クラスごとに分かれて担任の先生も交え懇談会をしました。やはり皆さん、スマホの使い方が気になるようで、テスト前だけでも全員で使用禁止にしよう、学校で預かって、などの意見が出ていました。先生からも、歩きスマホをしていたり、友達同士集まっていてもそれぞれがバラバラにゲームやラインをしていたり、授業終了後一斉にスマホを取り出し、HRで先生の話を全く聞いていないなど、色々と耳の痛いお話もありました。
フェイスブックやライン等は、内輪でやっているつもりでも不特定多数が見るという事を理解し、スマホ依存症から抜け出すよう、ご家庭でも話し合って下さい。
また、家ではほとんど勉強しない、部活で時間がない、疲れている、授業中の居眠りなどの悩みも出されました。その他、学級委員会でも議題になりましたが、正門前の道路が交通量も多く、大変危険なので子ども達が事故に遭う前に何か対策が必要かと思われます。慌てずにすむように早めに家を出ることも大切ですが、道幅が狭いのに交通量が大変多いのも事実です。時間帯による車両規制や停止線の設置、バス停の移動など色々な意見が出ていました。それ以外にも、カーディガンを自由にして欲しい、休日の部活時のジャージ登校の許可など様々なご意見も出され、短い時間ではありましたが有意義な懇談会となりました。最後に、ある先生から「親という漢字は木の上に立って見ると書く」とお話しがありました。これからも、この漢字の成り立ちのように、いつまでも子ども達を見守っていきたいと思いました。
今年度の1年学級委員会としての活動はこれで最後となりました。一年間ご協力下さいました、先生方、保護者の皆様、本当にありがとうございました。

1年学級委員一同