講習会


ストレッチポールを使った体幹コンディショニング講習会を開催しました


12月6日(火)カラダ改善工房あおき医院長 青木孝至先生をお招きし、ストレッチポール講習会を森川ホールにて開催、
39名の方が参加下さいました。

本日の演題は、
「姿勢を良くしてイキイキ! ストレッチポールを使った 体幹コンディショニング」
ストレッチポールという名前は聞いたことがあるけど、どう使うのだろう?
と興味津々で始まりました。


はじめに、 ストレッチングは血管を若返らせる とスライドに映し出されました。

皆さん、血管を若く保ちたいと思いますよね。
ストレッチで体を伸ばすことによって、血管そのものも硬さが改善されるそうです。
私たちの体は50才を過ぎると、今までの倍速で退化していくので、それをどれだけ緩やかにさせる事ができるのか・・・ 
それが、大切です。


また、パソコンやスマートフォンを使う方が増えて、猫背の方が多くみられます。
〜猫背がもたらす身体トラブル〜
・首・肩の凝り
・骨盤ゆがみ
・バストが下がる
・手足の冷え
・腰痛
・呼吸が浅い


猫背を解消するためにも、体幹を鍛えることが大事です。
体幹を鍛えると、私たちの体の土台がしっかりして安定した体を手に入れることができます。
腹横筋・横隔膜・骨盤底筋群・多裂筋で構成される、インナーユニットという体幹深部筋群を強くする事によって、姿勢が良くなります。
姿勢が良くなった状態で、ウォーキングをすると脂肪燃焼がアップすると言われています。


青木先生の楽しいお話で、たくさん笑った後は、待ちに待ったストレッチポールの登場です。

座っていた椅子を片付けて、ストレッチポールを二人で一本用意します。
自分達の姿勢を二人一組でチェックしたら、順番に体験です。
ストレッチポールの上に座って膝を立て、寝転がります。

手のひらは上にして脱力し、横に広げます。背骨がきちんと乗っていればOK。
この基本姿勢から呼吸を整え、腕を上下させたり、足を開いて股関節を伸ばしたりします。
自分の重みを利用して、手や足を伸ばすので、無理なく気持ち良くできます。


また、骨盤に刺激を与えて、正しい位置にもどします。
終わった後は、もう一度姿勢をチェック。
「すご〜い!」 「さっきと全然違う!」 「頭の位置が変わってる!」とあちらこちらから歓声が上がります。
自分でも胸が開いて姿勢がとても良くなったと実感します!

ストレッチポールに寝転がる時間は、10分〜15分位が丁度良いそうです。
気持ち良いからって、長時間続けると腰痛になることがあるので注意が必要です。
でも伸びた体は、数時間で元に戻ってしまいます。
戻らないためにはどうすれば良いかというと、体幹レーニングをプラスすることです。


次に体幹レーニングをしていきます。
上を向いて寝転がり、膝を立てます。呼吸を整えたら、まずは逆腹式呼吸10回、腹式呼吸10回、
強制呼気でお腹を凹ませた状態で30秒キープします。
この呼吸法は椅子に座ってもできるので、電車の中でもできますよ。
ちょっと意識して、いつもの生活に取り入れると良いですね。
その後も色々なエクササイズを教えていただき、短時間で様々な筋肉を使った気がします。
 


1時間半、笑って、伸びて、あっという間に終了です。
自分で自分の体を整えることを今日は覚えて帰って、血管も体も若く保ちたいと思う講演会でした。



講習会後のアンケートより
・先生の講習を今年も楽しみに来ました。今年が最後となり残念です。
・青木先生の講習、2回目受けました。とても元気が出るし「何の為にこの動きをするのか?」とわかりやすくて良かったです。
・遠いところ、わざわざ来たかいがありました。
・オブジェとなっている我が家のストレッチポール、どんどん使っていきます。
・このような体幹レーニングみたいな講習会を今後も継続してほしいと希望いたします。
・ストレッチポール、楽しかったです。レジュメをいただけたので、ポールをGetして、自宅でもやってみます。

そして何人もの方が青木先生の講習会を来年もお願いしますと書かれていました。


今年度の保健体育委員主催の講習会は全て終了しました。
沢山の方々に参加者していただき、ありがとうございました。


PTA保健体育委員会